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March 2008
The Archives
[books]最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 泉 正人 (57/300)
【楽をするための苦労はまだまだ続く】
■また仕事術。と自分でつっこみながら読んだのだけどこれがなかなかおもしろかった。あたりまえだ。まだ私の仕事環境には改善の余地がありまくりだ。
■仕組みしくみというけれど、仕組みって一体なんだいというところ、「仕組みとは誰がいつ何度やっても同じ成果が出せるシステムのこと」という説明ですっきりとした。私は在宅ひとり仕事人なので、外注化をしない限り基本的には自分が自分で自分のことをする。が、仕組みづくりの、頭を使わなくてよいことは何も考えずともできるようにしておくという側面で取り組んでみようと思う(旅行にいくときの荷造りリストのように)。そうか。自分がもう一人いることにしようか。名前をつけて。脳内秘書がいるとおもって、秘書に仕事をやらせるとおもって、仕組みづくりしていこうか。(なんだかやばいかんじ?)
(08/03/22読了)
[books]The Story of the Little Mole Who Went in Search of Whodunit (56/300)
HNA Books (2007/03)
売り上げランキング: 87343
【英文多読100万語を目指して本格スタート】
■今年はSSS学習法で100万語の英文多読に取り組もう!と思っていたのですが、本格的にはじめるのがちょっと遅くなってしまった。レヴェル0から初めて、レヴェル1の本を読んでいいところまできたので、これからは英文多読に使った本も書き留めて行こう。(正直レヴェル0の本は本といえるのかどうかもわからず、なかなか気が進まず取り組むためにおしりを上げるのに苦労した)。
■ペンギンブックスのレヴェル1なんていうのほんとうに薄い簡単な本だけれども、それでも500円はする!なんとなくそれを買うのがイヤなわたし(英語教材候な挿絵もかわいくない…。)ということでそれぐらいのレヴェルと思われる本を、丸善のセールでゲットしようと思い立つ。そうして手に入れたのがこの頭にうんこののっけてる(のっけることになってしまった)モグラのはなし。絵もステキだし、モグラの行動がいちいちかわいい。子どものシモネタ好きは万国共通なんでしょうか。
■「ものがたり」があまり好きではない私にとって、お気に入りに出会えたのは貴重なこと。2日に1回ぐらいはこれ読んで多読の文字数を稼いでみてもいいかなと思っている。しかし100万語への道はまだまだまーだまだ続く。<現在13125単語/100万語>
(08/03/21読了)
[books]セレンディピティの探求―その活用と重層性思考 澤泉 重一 片井 修 (55/300)
【セレンディピティを高め、価値ある偶然を迎えにゆくために】
■「偶然と察知力によってあてにしないものを発見する才能」であるセレンディピティについて解説するだけでなく、セレンディピティカードの活用などによってその能力の高めかたについても書かれている。
■偶然といえども、気づきがなければ発見とはならないのであって、「察知力」(偶察力ともいわれるそう)が大切なのは当然のこと。
セレンディピティ的な観点からの察知としては、以下のことに留意したいものです。
- 些細なことでよい
- 結果までを見通す洞察でなくてよい
- 記録として、保存と加工を可能にする
- 十分な期間をかけて有意義な発見に育てる
これらは、個別で見るとなんでもないようなことばかりなのですが、習慣化してデータが蓄積されるようになると、ほかとの関係性において大きな意味をもってきます。(p.74 第五章の「察知力とその意義」)
「これって、ブログというツールが察知力を高めるのにぴったりということではないか」と思いながら読んでいた。が、読みすすめていくと、認知科学の分野でいわれる「外化(頭の中から取り出して記録に残すこと)」を特に短期作業記憶に注目して活用していくことに意義がある、と。短期作業記憶は処理容量が小さく、保持期間は20~30秒。それを外化にまで結びつけるには、ブログというツールだけでは難しい。ユビキタスキャプチャーのような取り組みが必要となってくる。短期作業記憶を外化したのちに、「加工を可能にする」という部分でデジタルツールが非常に有効になってくるだろう。
■質のいいインプット(情報収集)についての考察も興味深い。セレンディピティ的観点で情報への対応を行うにおいて、「情報の価値自体は時間の経過とともに変化するもの」である、つまり価値は可変であるためダイナミックな視点に立つことが重要であること。そして情報価値が低くとも情報への関与によって価値を高めていくという考え方は非常に重要だと思う。
情報自体が有している内容に不の要素があるとしても、活用しだいによってはそれを情報の付加価値として生かすことができます。これは、ものごとに特徴があり、その特徴は見方によって長所にも短所にもなるというところです。
情報の付加価値は当事者が高めていくものであり、評論家的立場の人は「情報の価値を見極めて対応することが大切である」と言ってすむのでしょうが、現実的には当事者意識をどれだけ持って取り組むかの意気込みのほうが一層大切です。
有効な情報を見極めろ!といわれてもこまってしまうところがあったのだが、当事者性をもって取り組むことで情報に自分なりの価値をつけるという考え方ですっきりした。
(08/03/17読了)
シャポープラン大須店で名古屋人らしい朝を過ごす【新挑戦:16】
[books]理解という名の愛がほしい 山田ズーニー (54/300)
■山田ズーニーという名前は聞いたことがあったものの、これまで読んだことがなかった(し、読もうともしなかった)。後輩が貸してくれた本。ありがとう。10年たってもかわいい後輩よ。
■夜読むと泣けるので夜読まないほうがいい。もしくは、泣きたい場合には夜読むといい。
彼女の文章は軽い感じではじまるが、ささいな仮面をかぶった日常が実は重大な出来事であり、重大であるままにおわる。ひとつひとつ、結びの部分まで大真面目。そこがなんだかわたしはちょっと違和感を感じる。というかそこまでオセンチになりたくない抵抗。これで泣いてるなんて恥じゃんとおもってしまう(泣いてるのだが。泣いているだけに)。おねがい。もう少し軽やかに。
■でもやっぱりそんな大真面目は「言葉にする勇気」だろう。著者が受け取ったメールにあった
「『考えているけど言葉にできない」という生徒もいます。でも、それは考えているのではなく、感じているだけなのです。感じていることを言葉にすることが考えることです。ところが、彼、彼女らが、感じていることを言葉にできないのは、勇気がないからなのです。」
という言葉を読むとそう思えてくる。
■ほかにも山田ズーニーの本を貸してくれたので、読んでみよう。ほかの本はどんな雰囲気かしら。
(08/03/15読了)
[books]暮しの眼鏡 花森 安治 (53/300)
■独特な印象のある文章が、嫌いな人はきっと嫌いだけど私は好き。
■お気に入りは「アジケナイ人の処世術」。
このあじけない世の中が、第一そう音楽界や展覧会ばかり見ていられないようできているのだ、ただ、音楽界だ展覧会だといえば、ナベがどうのいすがどうのと言っているよりは、チットはましな風に見られるから、それ方便権教は40年というわけさ。
あはははは。
(08/03/13読了)
[books]ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 堀 公俊, 加藤 彰 (52/300)
■ファシリテーショングラフィックのいろはがぎゅううっとつまった本。実際のグラフィック例もたくさんあってとてもいい。
■が、やっぱりファシリテーショングラフィックはやってみてなんぼということも再確認。
一つずつひとつずつ試してみるしかないなあ。会議のときはできるだけ板書係を買って出ようとおもっているのだが、これがなかなか……。
■大切なのは協働のちからを信じることかしら。
「グループ化やタイトルづけをやっていてよくある失敗は、頭の良い人(またはファシリテーター)が、自分勝手にどんどん作業を進めてしまうケースです。スピーディーに整理されるのはよいのですが、参加者全員の達成感も納得感もありません。」
なんか、わかるなあ。頭の良い人がやっちゃうと、頭が良いってわかってるだけに「それって違うような……」とかっていいにくい。私の意見よりその人の意見のほうがまっとうだろうなあなんて思ってしまう。で、言わない。これは言わないほうが悪いといえばもちろんそうなのだけれども。
急がば回れってこともあるとおもう。絶対。
(08/03/11読了)
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