地道な「3回3ラウンド」が生み出す必然としての「ひらめき」
■いやー、かっこよかった。こういうなんかスゴイひとのいってることって、「ケッ」と思ってしまうことが多いのだが(素直じゃないねえ)、これはほんと、かっこよかった。
オリジナリティというのは奇抜な個性のことではなく、誰もが思いつきそうなことを、誰よりも深く考えたときに付加されるものだと私は思っている。
「大きなインパクトをもったアイディア」でつくった広告は、一時的には目をひくかもしれない。でも、人の心に深く浸透することはない。人の心を動かすのは、インパクトではなく思想だからだ。
だが、「How」を徹底してつきつめたアイディアは、ときに「What」からは到底だ取り漬けないような、インパクトや説得力を生み出すことがある。
アイディアだとかセンスだとか、そういったものはとかく「才能」からくるものと思われがちだが(もちろんそのような側面もあるだろうが)この本からは、まわりをじっくりと見渡し、方向を見極め、考えて考え抜くことの大切を教えられた気がした。
(08/04/16読了)

