無意識の声「セルフトーク」を意識し、上手に処理するには
日本実業出版社
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自分をより知るために有効な手段
読んで助かりました
より高いパフォーマンスを求める
プロフェッショナルに薦めたい一冊。
■コーチ21の創設に関わり、コーチングの名を日本にひろげた著者による本。とてもおもしろく読めた。
■感情や行動の引き金となる内なる言葉「セルフトーク」をいかに変化するか、そして利用し、減らし、なくすといったところまで近付け「ゾーン」(またはフロー)状態へはいっていくのか。それらについてとてもわかりやすく、実際に自分でもとりくめるように書かれている。
■ただ、論理療法との比較については「?」と思うところが多かった。
「論理療法はビリーフを変えるものだが、それを変えるのは難しいのでセルフトークを変える」というようなことが書いてあったが、論理療法も心の中に浮かぶ「文章記述を変化させる」という言い方があるし、それによってビリーフを変えるものである(とわたしは今のところ理解している)ので同じことなんじゃないだろうかと思う。
また、エリスが植物園でのベンチで女性に声をかけつづけることで、女性に対する苦手意識を変えていったという有名な話しについてもふれ、「これはエリスだからできたこと」というようにして「行動から変えるのも難しい」と書かれている。エリスは当たって砕けろのフラッディング法がイラショナルビリーフに対抗するきっかけをもたらすといってはいるが、同時に、セルフトーク=文章記述を変えてみたからこそ、当たって砕けようという気になるものであったのではないか。
と、疑問もあるが、これはまた追い追い勉強していこう。
■とにかく、この本のわかりやすさととっつきやすさはとてもいい。アイデンティティーにつつまれているピュアセルフの話しはとても気がラクになったし、いつも自分が陥りがちな場面にあわせて自分なりの「スイッチのことば」もつくろうとおもっている。なにより、自分にも他人にもレッテルをはらないことの大切さを感じた。おすすめの、一冊。
(08/05/12読了)



