May 2009
The Archives
短歌:今日の一首「ひゅー」
「今日の日はひと風拭いて終わりゆく
残るはひと撫で肌の感覚」
–
いちにちがはやい。
ひゅー。おしまい。
ひゅー。おしまい。
1日が短いなら、
1週間も1ヶ月も短い。
長い時間も、短い。
短歌:今日の一首「夏の方向」
「ベランダの狭い青空 甘い風
夏の方向 見つめている猫」
–
夏め、くるならこい!
……というよりも……
おねがい。はやくきてください。
短歌:今日の一首「日本人だから」
「お茶碗やお箸の持ち方子どもらに
日本人だから!といい聞かせ」
–
おさななじみのお家で、よくお食事をいただくのだけど
子どもがふたりいるのでとてもにぎやかだ。
下の男の子は3歳で、
いつも私のとなりで食べてくれる。
おかずばっかり食べているのと、
ついつい食べにくいものを手でつかもうとするのが、
見てて気になる。
「お箸で、お米をちゃんと食べよう!日本人なんだから」
といいきかせるのだが、
3歳児は「えへへ♪」と笑うのみ。
まあ、そういわれてもわかんないよね。
そんな3歳児くんに
「りえちゃん爪のびてるからちゃんと切ってね!」といわれた。
……「えへへ♪」と笑ってかえすわたしであった。
短歌:今日の一首「パンチの流儀」
「喰らわすはリーチ不足の猫パンチ
爪をしまうのが彼女の流儀」
–
最近、
我が愛猫ひーたんと我が愛後輩よちこはわりと仲が良い。
よちこはけっこううちに泊まっていくので、
臆病者で人見知りなひーたんも
ぼちぼち慣れてきたようだ。
よちこの足下に自らすり寄って行くことも増えて来た。
が、今日は自分の場所!って決めていたところに
よちこがどかっと座ったようで、
急に「ハーッ!」と威嚇しだし、
タタタタタタタタタン!と
及び腰で猫パンチを繰り出したひーたん。
人間さまのよちこはたじろぎもしない。
「バッグの整理してるだけだからいいでしょー!
ひーたんいじわるだね!」
……うちにくるのんは、猫と会話する人らばっかだ。
「でも爪ひっこめてくれてる、ひーたんラヴだよ。
仲直りしよう!」
……うちにくるのんは、猫を尊重する人らばっかだ。
ひーたんが爪をしまっているのも同じくわたしたちを「ラヴ」だからなのだろうか。
気になるところだ。
短歌:今日の一首「荷物」
「腕組みの叱咤激励で気づいた
置いて来たはずのものを背負ってる」
–
置いて来たはずのものを、ばっちり背負っていた。
許したものを、許していなかった。
ふりきったはずのものが、足に絡み付いていた。
10年変わらず、
びっくりするほど態度がでかくて、
おどろくほどに自信家のKくん。
今日は叱咤激励をありがとう。
「おれは前しか向けない」
うーん、流石だ。
ばっさりやられたので、
いらん荷物は捨てますよ。
自分へのいいわけに使う以外、
持ってても全く用途がないものだからのう。
短歌:今日の一首「ひとりゆびきり」
「そこへ往くと約束をする
ただひとり騙せはしない自分自身と」
–
いいわけなんてものは、
自分自身には通用しないのだ。
自分を騙すのはとっても難しいので
大変な労力を使うのだ。
結局は上手に騙せなくて、
疲れ果ててしまったり、
自分に嫌気がさしたりするのだ
もう決め打ちだ。
決心をする。
決めた自分に文句をいわないこと。
約束をした自分を信じること。
そっちのほうが
自分を騙すことなんかよりきっとずっと簡単じゃないか。
そんな風にひらめいた!今日。



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