September 2009
The Archives
今持ってるカードで勝負するっていうこと。【まいにち短歌 163日目】
「あれがない これ足りないと 騒がずに 自分の手札を じっと見つめる」
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「青春時代ってさ、ポーカーでたとえるなら、 配られたカードのチェンジがきくんだよ。 で、引いた後のカードがよかろうが悪かろうが、 あとはそれで勝負しないと」
っていうのが、わたしの好きなミッチーの、わたしの好きな名言のひとつだ。
潔い感じが好きなのだ。
「アレが足りないコレが足りない」っていつまでもあっちうろうろこっちうろうろ、自分にぽっかり空いた穴ばかり気にしている人生なんていやだなって。
大事な物を奥の奥に
自分の手で隠しておいて
「なーんにももっていない」って焦るような。
足りない物に目がいく時、
持ってる物が何かさえわからない。
ただもっと言えば、
生まれてすぐに替えのきかないカードっていうのもきっとある。
今日、引退セレモニーで立浪が言った。
プロ野球選手になる前は、 この体で、この世界でやっていけるのかなという 不安ばかりでしたが、 プロに入ってから、そして今まで、体が小さいと思ったことは一度もありません。
from [ Twitter / 中日ドラゴンズコミュ]
じーんときてしまったのだった。
一流の人たちだって不利なカードを持っていて、
その手札はチェンジできないんだよね。
べったべただけど、勇気づけられちゃったのでした 🙂
3年前に出来た姉【まいにち短歌 162日目】
「味噌おでんを口実にして 3年前突然出来た姉と飲み語る」
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今日は、こころの姉さんとお酒飲んできた。
サシで 😉
姉さん御用達のお店で味噌おでんが食べたかったのはもちろんなんだが、
いろいろ相談したいこともあったし、
いろいろお話したかったので。
たくさんのヒントと勇気をもらい、
つなぐひとをつなぐひとである姉さんを再確認。
姉さんありがとう!
「あめいちゃん、ホント元気になったわねえ」
といわれて。
「うん、ホントそうだなあ」
と思う。
出会った頃は、目もうつろ、身も心も疲れ果て……な状態だったので。
人って意外に強いもの。
いやなつらい経験を経て、わたしには大事なお姉さんお兄さんが何人も出来た。
全てを失うだなんて、滅多なことでは出来ないと思ったりもするんだぜ。
靴下二枚【まいにち短歌 161日目】
「雨が降る ひんやりとした 腕と足 靴下二枚 重ねて溜息」
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ちなみに腹には湯たんぽです。
雨の月曜日でした。
ちなみに rainydays も mondays もとくに get me down しません。
さむいのがいやだ。
鋭いもの【まいにち短歌 160日目】
「微かなる甘い匂いの秋風は なにか鋭いものを撫でていく」
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今日もいい天気だったですなあという日曜日。
だけど感覚がとがっていた。
ただそれを観察して横になる。
また月曜日がくる。がんばろう:-)
ヒトネコ【まいにち短歌 159日目】
「福招く 招き猫たちに 誘われて 足軽やかに 集うヒトネコ」
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尾張瀬戸でたのしいことがあると、お役所勤務のねえさんがいつもガイドしてくれる!
一緒に歩いてると、そこかしこでねえさんは声をかけ、声をかけられ。
尾張瀬戸の花である。
今日と明日の尾張瀬戸は、猫の街である。
招き猫まつりだからね。
単に招き猫の焼き物を売るイベントかとおもいきや、みんな猫のメイクして、猫耳つけて、しっぽまでつけて、うきうきしながら歩いている。
走り回る子猫。
どら猫風情のおじさん猫。
おひさまの香りがしそうなお母さん猫。
セクシーなおねえさん猫。
いっぱいだ。
みんな猫になりたいのかしらね。
わたしは手びねりの招き猫づくりと、猫オカリナ(猫リナ)の絵付けをたのしんだ。一緒にいったふたりはそっちのけ(みんながほかのものをぐるぐるみてる隙に……というかわたしが手作りに励んだので他をまわってくれていた)で必死に筆をにぎったりしていたので、実は右手が痛いw
もういっこ絵付けしたかったんだけど、もうつかれてたので来年のたのしみに残しておいた。
来年は、ねえさんちに前泊して朝からいろいろならんで整理券もらって、猫変装グッズも、つくる招き猫の図案も持って行く!
秋の楽しみ、また一つクリアしましたとさ。
書いて描く【まいにち短歌 158日目】
「書いて描く その繰り返し 書いて描く 毎日こうして いられたらいい」
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現実は厳しいのですがわたしの理想。
あ、もっというなら、
[ 書いて、描いて、つくる、まいにち ]
だな 😀
これからしばらく <モーニング・ページ> を頑張って、
これからしばらく <一日一蛙> を頑張って過ごしてみる。
<モーニング・ページ>朝一番でペンを走らせ3ページ。書く書く書く。ただ、書く。(そして【まいにち短歌 157日目】)
「朝一番 ペンを走らせ 一心に 検閲官の いない世界へ」
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まず、<モーニング・ページ>について詳しいことは
ソニーマガジンズ
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風雲舎
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の2冊を読んでみてね。どっちもとっても良い本だから。
文章を書くことを生業としている人間のための本ではないよ。
<モーニング・ページ>を再開した。
<モーニング・ページ>っていうのは、朝一番に、おもったことをうわーーーって書くもの。
- 朝一番に(夜にすると「きょうあったこと」を書いてしまいがちだから)
- なんでもいいから頭に浮かんだことを3ページ分書く(何も書くことが浮かんでこないときは「何も書くことが浮かんでこない」と書くようにして)
- さぼったりページ数を減らすことはできず、その日の気分も関係なし。(今日は気分がのらない。パス!なんてのはナシ)
- 読めるのは書いた自分だけ!でも8週間は自分でも書いた物を見返さないこと
「どうして<モーニング・ページ>をやるんですか?」と訊かれると、わたしはおどけて答える。「反対側へ行くためよ」相手は冗談だと思うようだが、そんなことはない。<モーニング・ページ>はわたしたちを反対側へ連れて行ってくれる。不安、マイナス思考、不機嫌な空気がはびこる世界を抜け出すことができるからだ。なんといっても大きいのは<検閲官>から逃れることができることだろう。(大人のための才能開花術 p.42)
わたしは、私の中にたくさん検閲官を飼っている。検閲官がいた方が楽なことがたくさんあるからだとおもう。自分の理屈っぽさが好きだけど、いつもいつもだとさすがに疲れてくる。
わたしだって、クリエイターなんだからね。
内なる検閲官のチャレンジへの嘲笑、内なる検閲官が良しとする無難さをそろそろ蹴飛ばして行こうかと思う。
今年の夏は「これからは夏休みの小学生のようなクリエイティビティーを生きる」と決めたののだからね:-D
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