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March 2012

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昨日から春 〜「答えのない悲しみ」

03.22.12

昨日はとても寒かったのだけど、私の中の春センサーがうごいたので、昨日から春になりました。

そう、昨日。高校野球が開幕したね。

私は仕事でバタバタで見れても聞けてもいなかったのだけど。
(そもそも高校野球は基本的に見ないタイプ。)

 でも、「宣誓」は後から動画でみてみた。

震災後1年がどうとかも、高校野球の宣誓としてどうとかも、全部脇において、

「人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは、 苦しくて、つらいことです。」

という言葉に涙がでた。

そうか、答えのない悲しみか。
そしてこの世は、答えのない悲しみだらけである。

答えがないから悲しいのかもしれないから、
答えのある悲しみってものはひょっとしてないのかもしれないね。

答えがないっていうのは、辛いものだ。

リニモと凧と家族の写真 〜東日本大震災から一年〜

03.11.12

確定申告の書類作成は「土日で終わればいいや」と最初は思っていたけど、3/11はとりたててしたくも無いことに追われて過ごすのはなんとなくいやだなあという気持ちもあって、日曜日の朝までかかったけどなんとか終わらせた。

モリコロパークまで、追悼の白い凧(3.11 揚がれ!希望の凧)を揚げに行きたいなあとおもっていた。
起きたのは11時少し前。
支度したら12時過ぎには出かけられる。
凧揚げ開始は13時ごろには到着できる。

ここのところ仕事が詰んでいたこともあって、久し振りに外に出かけたい気持ちと、家でゆっくりしたい気持ちが半分半分。

だけど、せっかく晴れた青い空。
私は出かけることを決めた。

うちからは、地下鉄とリニモで約1時間。

初めてのリニモ!
出かける気になったのはお天気のせいばかりじゃなくて、リニモにも、乗ってみたかったんだ。

一番前の車両にのって、景色を楽しんでいるとあっという間。
「愛・地球博記念公園駅(愛知県立大学前)」に着いた。

大芝生広場へ向かって歩いていると、
リニモの駅を背景にして奥さんとベビーカーに乗った赤ちゃんの写真をとるお父さんの姿があった。
家族全員で映ったほうがいいよね……とふと思い、チラッと見ると、偶然お父さんと目があう。

「シャッターを押しましょうか?」

私は、青い空にぴったりの3人家族の笑顔を写真におさめた。

今日は凧揚げだけではなくて、被災地応援のチャリティー大道芸なるイベントもおこなわれていた。

赤、青、黄色の色鮮やかな衣装をまとった道化師が、子どもに笑顔を振りまきおどけて走り回る。
ジャグリングに目をうばわれる子ども。
バルーンアートをつくってもらってご満悦の子ども。
芝生をかけまわりころがりまわる子ども。
屋台の焼きそばや甘いドーナツを買ってもらって頬張る子ども。

平和な光景。
日曜日は、やっぱりこうじゃなくちゃ。

 凧揚げ会場の大芝生広場では青い空にぽちぽちぽちっと白い凧があがっていた。
白いビニールと竹ひごを使ってつくった凧。
その場でおじさんがひとつひとつ子どもにつくってあげる凧だ。

昔は凧揚げがすきで、大人になってからも正月には実家の近くの公園で凧揚げをしていた。
久し振りの凧揚げ。実に21年ぶり!……だと思う。

途中、子どもがあげる凧とクロスしたり、木に凧がひっかかったり、そういうのも楽しい。
日本凧の会のおじちゃんおじいちゃんたちもかっこいいし、とびきりやさしい。

しばらくのんびりと空を眺めながら凧を揚げていた。

今日が日曜日でよかったなあとなんとなくおもった。
まあ日曜日がお休みじゃない人なんてたくさんいるんだけど、子どもは学校がお休みで、お父さんお母さんとこうして遊びに出かけたりできる。

こういった日だからといって何をしなきゃいけないわけでもないけれど、あの地震で、津波で、後もう少しのところで命を落とした人がたくさんいて、
その人たちがその後もう少しを生き延びて今この世にいたとしたら、もしそうだとしたら、きっとやりたいと思うだろうことは、今見ている平和な日曜日の光景にあるんじゃないかなとおもったのだ。

見るひとが見ればこの平凡な光景も、輝く奇跡だ。

14時過ぎたぐらいから、芝生広場では、凧揚げのおじさん達が「14:46に黙祷するからね、テントのまわりにあつまってね」と声をかけながらまわっていた。少し離れたステージでは司会のお姉さんも同じようなことをアナウンスしていた。

わたしはお茶をのみながらぼんやりステージを眺めていた。
「集まって下さい」という特別なアナウンスがないのに参加者たちが少しずつ、自然にステージの前に集まってきていた。
14:46が近づいていた。

1分ほど前になると、起立して帽子を取って下さいと司会のお姉さんがいう。

あっという間の一年を思う、短いようで長い一分。
あの時テレビやネットでみた映像が思い浮かんでるわけでもなく、
あの時テレビやネットで誰かが言った言葉がささってるわけでなく、
漠然と、涙がでてくる。

黙祷がおわると、またそれぞれがばらばらと散らばり、思い思いの遊びへと戻る。
私ももう凧揚げにはもどらず、少しぶらぶらして帰ることにした。

万博にもいかなかったし、ここが「愛知青少年公園」だったころにしかきたことがないのだ。
スケート場もプールもあってけっこう立派なんだなと、肉まんをかじりながらうろついた。

それで、
私はモリコロパークを後にするまでに、5回。
どこかのお父さんやどこかのお母さんのかわりにシャッターをおした。
家族の記念写真をとろうとしてるひとがいたら、

「よかったらシャッター押しますよ」

と声をかけて。
最初にここの駅についた時したみたいに。

シャッターをおして、「はい」とデジタルカメラを戻し手渡すと、
どんな風に映ったかな…という様子で、家族みんなが笑顔で液晶を覗き込む。

覗き込んでる様子を横目にして去る。

よかったね、一緒に写れて。
よかったね、一緒に来られて。

きっと、押したかったシャッターがたくさんあったでしょう、
映したかった写真も、写りたかった写真も。
それがもう、叶わなくなったたくさんの方々へ。

震災で被害に遭われ、今なおつらい思いをされているたくさんの方々へ、
心よりお見舞い申し上げます。
そして、亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈り申し上げます。

ただ元通りにすることではなく、
ひとりひとりの命が尊ばれる幸せで美しい日本へと
オリジナリティーを持って高まっていくのでなければ、
受け継がれていくのは涙だけなのだと思います。

今日見たようなたくさんの笑顔こそが受け継がれますよう、
私も私の役割を果たしながら、楽しく生きていこうと思います。

木工趣味

03.08.12

今年のお正月早々に、糸のこぎりを買いに行って、そうして始めた木工趣味。

これがーたのしくてー。

端材を段ボール一箱分買って(2500円ぐらいだった。いろんなサイズの端材の詰め合わせ)て、そこからまだほんのちょっとしか作ってないのだけど、少しずつがんばってます。

  1. 菓子切り
  2. ベビースプーン
  3. 小さじ
  4. フルーツスプーン
  5. 豆皿(楕円)
  6. 豆皿(お花)
  7. 茶さじ
まだ7つだ。
どれもちいさなものばかりだけど、それでも豆皿みたいに深く彫る箇所があるとけっこうたいへん!
たえちゃんにもらった彫刻刀で必死!
家では手動の糸のこぎり。
たまにまとめて工作室を借りて電動糸鋸。
ホビールーターも買ったんだけど、木の方向でやりにくいところをなでるぐらいでしか削れないので、結局はほぼ手仕事。
だけどそこがいい。

茶さじです。 007 できゲコー?次なにつくるケロー?

004 フルーツフォーク です。 オリーブオイルをすりこんでコーティングします。

すりぃー!