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[books]「あなたを傷つける人」の心理 きずな喪失症候群 加藤 諦三(14/300)

楽しい読書生活

08.01.24
「あなたを傷つける人」の心理 きずな喪失症候群
加藤 諦三
PHP研究所 (2005/10/03)
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■心無い「ハゲタカ」からは離れよ、と。加藤諦三氏は、そのハゲタカとは、毒きのこ的いじめっことは、きずな喪失症候群とはどんな人たちか、そしてどれだけ心がないのか、どのように狡いのかをこれでもかこれでもかというぐらい書く。すっぱり、さっくり、それが加藤諦三テイスト。

■きっときずな喪失症候群の人たちはこの本を読めば、まわりのやつらはきずな喪失症候群のヤツらばかりだと思うのではないかしら。だから、やっぱり離れるしかないのでしょう。

■きずな喪失症候群のひとは……

■彼らはなにもしなくてすべてやってもらいたいのである。安易さを求めているのである。甘えているのである。そのあてがはずれたから、「苦しい、苦しい」と騒いでいる。

■「何の面識もないのに、いきなり手紙で、こうした相談をもちかけるのはとても非常識であると思います。本当にどうもすみません」と書く。では聞かないかというと、必ず「でも」と続く。そして「どうぞ、アドバイスをしてください」となる。この厚かましさ、ずうずうしさが、きずな喪失症候群である。(p149)

■そして「わたしはあなたのファンです」と、自分はあなたに質問する権利があると主張してくる。これがきずな喪失症候群である。(p150)

■「世の中けしからん」と書いているのだが、手紙の封筒には宛て名の住所がきちんと書いていない。たとえば「東京都 早稲田大学」とだけある。新宿区も書いてない。その上、切手の料金が不足している。実は悩んでいる人の手紙は、切手の料金不足が多いのである。(p158)

■きずな喪失症候群の人が単純なナルシシズムに多いとすれば、燃えつき症候群の人はネガティブ・ナルシシズムである。(p188)

■花屋の店先に花がある。その花は道幸人に買ってほしい。しかし買ってくれない。今日もまた売れ残ったと、劣等感と寂しさに苛まれる。そこに買ってくれる人が現れたとする。するとその売れ残っている華は、その人は残虐な人であるか優しい人であるかを考えるゆとりがない。その人がどんな残虐な人であっても、自分を買ってくれたことを感謝する。その売れ残った花を買った人は、その花を買うことにメリットがあるから買ったのに、買ってくれたことで、その残虐な人を「いい人」と思ってしまう。そしてその人のためにどんな犠牲でも払ってしまう。それが燃えつき症候群の人である。(p128)

(08/01/21読了)

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