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相棒は猫である

ひーたんを予防接種につれていきました。

02.01.12

年に1回は必ずくるひーたんの外出。
それが予防接種祭り。

・猫ウイルス性鼻気管炎
・猫カリシウイルス感染症
・猫汎白血球減少症

の3種ワクチンを毎年打ちます。

あと3つぐらい予防接種はあるそうですが、ひーたんは外にでない猫なのでこの3つで十分なのだそうです。

……ということで動物病院へ。
今日行った動物病院は、大須に引っ越してきてから行き始めた病院で、ワクチン接種は4回目。
つまりは4年目です。

ここの先生は渋めの先生で、

「人の食べ物はたべさせてないね?」「はい」
「外にはだしてないね?」「はい」
「ドライフードだね?」「はい」
「お水はしっかりあげてるね?」「はい」
「あったかい寝る場所用意してるね?」「はい」

と、ひーたんの触診中はこんな感じで、人間にはぶっきらぼうに質問をしていきます。

ただ、4年目にしてようやく、今日の先生はちょっとやさしかった気がしました。

「3年間体重変わってませんね。いいことです」

「(えへへ //////)」

去年も、

「去年と体重かわってませんね。いいことです」

っていわれたのだけど、今年の方が言葉がやわらかかったような気がしたのです。
4年目にしてようやく「まあまあの飼い主」とみとめられたのかもしれません。

ひーたんは相変わらずのへたれっぷりを発揮し、
診察台の上で先生に「ふわしゃー!」と威嚇するも、完全に腰はひけている状態。
先生にも、看護婦さんにも笑われていました。

いまのところ、ワクチン接種ぐらいしか病院に縁のないひーたん。
しかし、8才なのでもう熟女猫です。
お互いまだまだ元気に暮そうね。

8年まえのやくそく 〜チィさんへ〜

03.23.11

ひーたん。ちっこいとき

8年ほど前。

インターネットの猫の里親サイトを見ていた。
いくつもいくつも。

それでうちから引き取りにいける範囲で、
ゆずっていただけそうな情報を見つけた。

里親サイトに写真はなく、私は保護主さんのいる動物病院まで会いに行った。

保護されていた猫は6匹。クロネコ4匹、白黒はちわれ1匹、トラ猫1匹。
みーんな女の子。
雨の日にビニール袋にぎゅうっとつめこまれて、郵便ポストの根元にすてられていたそうだ。
ぎゅうぎゅうにつめられたせいでみんな、体温をうばわれなかったのがよかったんですねと保護主さんは苦笑いした。

うまれたばかりの猫はとてもとても小さくて、わたしはそんな小さな猫を見たことすらなくて、猫というよりもネズミのようだと思った。

目もまだあいてない。ネズミどころか大きないもむしか。
それでもかわいかった。特に、トラ猫の子がかわいくおもえた。
今思えば、どこに差があったのかわからないが、猫があまり好きではなかった同居人も「クロネコはなんかこわい」などといっていたので好都合だった。

「いろいろな病気をしているかしていないかは、もっと大きくならないと検査自体できないものもあります。
おトイレを覚えてカリカリがたべられるようになるぐらい、そうですね生後2ヶ月になったらお渡しできるのでゆっくりかんがえてくださいね。」

そうだな、よくかんがえよう……。そうおもった。

私は猫を飼ったことがなかった。

ちいさな猫たちを実際に目にしてかわいいと思う反面

「もし、自分が飼った猫が、何かの病気にかかっていて、すぐに死んでしまったらどうしよう」

なんてかんがえてしまった。
死んでしまったら……なによりも自分が耐えられないのではないかとおもった。
小さくても命だもんな。やっぱり責任重大だなあと、それまで何ヶ月も一緒に暮す猫を探しつづけてきたのに、いざというときになって少々怯んだ。
その時一緒に住んでいた人間も私に念を押した。

「ふつうでいけば、猫の方が先に死ぬんだからね。大丈夫?」

大丈夫じゃないだろう。
決心はつかず、同時にどうしてもあきらめきれなかった。
私は猫と一緒に暮したかった。

飼う前から猫の飼い方だとかエッセイだとかたくさんたくさん読みあさってきて、それをもう一度読みあさって、毎日まいにち悩んで悩んで、ある時ふとおもった。

「明日の自分のいのちさえわからないのに、
こんなちいさくいたいけな猫のいのちになんの保証を求めているんだろう。
明日消えるいのちも、いのちなのに。」

ペットショップなんかだと生体保障なんていうのがあるそうだ。
たしかに外にいるこたちとちがって、病気なんかにかかっている確率は格段にひくいのだろうけど、
それはいのちを保証しているわけじゃない。
死んでしまったときに払われるお金が保障されているだけだ。

それでこんな風に考えた。

「これは、この子だけとの約束じゃない。
この子と一緒に暮すと決めることは、ただ単にこの子をパートナーにするってことだけじゃない。
ねこ族をパートナーにすると決めること。一生つづく、ねこ族との契約だ」

と。

わたしのうちにやってくるこの子は、すぐにではなくてもいつか死ぬ。
わたしがいつか死ぬように。

それでおそらくは、猫のほうが先に死ぬ。
別れの時、わたしはとてもかなしい思いをするだろうけど、
一代限りでねこ族とのパートナー契約を破棄したら、これからすごす子はきっと溜息をつくだろう。
あいつにはがっくりした、って。

そんな想像をした。

だからそのとき、もし状況がゆるせばまたもう1匹、一緒にくらしてもらう。
いきている限り、わたしができるだけ、ねこ族となかよくするという契約を結ぶ。
だからそのとき、もし状況がゆるせばまたあたらしくもう1匹、一緒にくらしてもらおう。

そんな覚悟をした。

いのちに保証がないこと。
保証のないいのちに身勝手に、いのちをはぐくませることなく死ぬまで生かすこと。

わたしがうまれてはじめて、自分以外に責任を持った瞬間だったかもしれない。
わたしは保護主さんにメールをした。
6匹姉妹のトラ猫さんをわたしにゆずってください、と。

それがひーたんだ。

猫嫌いのはずの同居人もすぐにひーたんひーたんとかわいがるようになった。
ひっこしを3回もして、同居人はいなくなり、ひーたんとわたしの二人きりになったけど、でもずっと昼間はこうだったもんね。二人きりだった。
あのいたいけな瞳は消えうせ、無愛想に磨きをかける日々だがそれでいい。
おなじく愛想のない飼い主と一日家にいっしょにいるのに愛想はいらない。

私は保護主さんと約束をした「年に1回のワクチンをかかさず、外には出さない完全室内飼いの猫として育てる」大原則をまもっている。
時々ケンカもするけれど、一人と一匹、よりそって生きている。

いつうまれたかわからないので、勝手に4/1を誕生日にした。
ひーたんはもうすぐ8歳だ。
いまのところ、病院にかかることもない。

それでも、たまに、ひーたんが死ぬことを想像して、
ひとりでしくしくなきながら寝ることもある。

うろねさんが言っていた。
「お別れ」の時が近づいているそのときに、
何をそんなにこわがっているの?とチィさんにいわれているようだった。
もうこわがらない、と。

さすがうろねさんはあのチィさんが選んだ人だ。
わたしがそうなったとき、そんなふうでいられるかわからない。

わからないけどでも、チィさんがうろねさんにそういったなら、
わたしは今はこの8年、静かにひーたんとくらしてきたことだけには自信を持とう。

写真でしかみたことないのに、チィさんが大好きだった。
ねこ族とヒト族のこと、この世とこの世のうらっかわ、全部知ってる目をした猫だった。
もうその猫っぷりが猫でなく、まちがいなく猫なのに、猫かどうかわからない猫。

わたしたち人間はえらそーにしていても、
猫たちと同じ、いつか消え行くちいさないのちだ。

わたしは、
まっすぐゆくには少々汚れているが、
できるだけ、すこしでも、怯まずそして居直らずにいこう

チィさんが骨になったこの日にあらためて思う。

チィさんありがとう。おつかれさまでした。

昨日は本当にひーたんがヒドかった。やよいちゃんにあやまれ。

11.08.09

今日はすこしアンニュイひーたんは、やよいちゃんをおそれている。それは以前から。

とはいっても昨日はほんとひどかった。

やよいちゃんがいることにテンパってしまい、飼い主のわたしに「はああーーーっ!」と威嚇する始末。
鼻の横あきらかにふくらんでいる。
緊張しすぎてしゃっくりまでだしやがった。

やよいちゃんはもちろん、ひーたんにひどいことなんてしないし、「かわいいなあ」といってくれているのに。にもかかわらず、だ。

やよいちゃんが見つめるとひーたんに(それは明らかに、本当に明らかに)緊張が走るので、同じ部屋にいるのにひーたんに背を向け、ひーたんライブustreamの画面を見て「ひーたんおめめまんまるでかわいいな」というやよいちゃんに涙ぐみそうになった。

一時は、やよいちゃんの足下に来てくんかくんかするぐらいにはなっていたのに。なぜ?

  1. やよいちゃんがくるのが少しお久しぶりだったから?
  2. やよいちゃんのかぶってた帽子がジャミロクワイみたいだったから?
  3. やよいちゃんから10匹もの猫の匂いをかぎとっているから?
  4. やよいちゃんの身に付けてるふわふわを、猫から剥いだ毛皮だとおもっているから?
  5. やよいちゃんはどこかしこキラキラしてるから?
  6. やよいちゃんのこと、ちいさい人間じゃなくて、でかい猫だとおもってるから?

理由はこれぐらいしか思いつかない。
今後のやよいちゃんとひーたんの関係は、いったいどうなるのだろう。

救われた?【まいにち短歌 83日目】

07.10.09

「目を細めまるで世界を統べるかの顔つきで外眺める家猫」

「今日もみぃーんな救われた。サンキュー、ひーたん!」

なんて(パワーパフガールズ的な)ナレーション背負ってキメてるかのように
満たされた顔つきでで外を眺めるやつ。
そういうときはキッチンの椅子の上(しかもクッションが置いてある椅子限定)におすましで座っている。

が、しかし。

ここらを統べているのはハトらであるのだよ、ひーたん。
商店街のおいちゃんだって彼らにはかなわないのだから。

けど安心せい。
わたしがあなたに救われてあげようというのだ。

「サンキュー、ひーたん!」

添い寝する猫。夏。【まいにち短歌 82日目】

07.09.09

「息立てずそっと背中を合わせ寝る
 猫の体温夏夜に溶ける」

うちの猫は涼しいところとか探すの「も」下手。
で、ここ数日はわたしにやさしい。
やさしくしてくれるのはうれしいけど、
くっつくとあついよー。

ぱっとめがさめると、
鏡写しみたくわたしと猫とで対称で寝てて苦笑。
なんてことがよくある。

空の上のほうにすんでる巨人が見たら、
わたしも猫もおんなじようなもんだよね。

猫は心配するのか【まいにち短歌 79日目】

07.06.09

「覗き込む 表情筋の 無い猫の
 心配顔は 気のせいなのか」

心配してくれてるわーなんてのは、
やはり人間の(飼い主の)思い過ごしかしらね。

たまに「うっ!!!!」って死んだふりとかするんだが、
近寄って来て、
くんかくんかとにおいをかいで、
「ふっ」って感じで去って行く。

ばれてるのか、見捨てられてるのか。
さてどっちでしょうか。

おニューのカリカリ皿、受け入れらる!

06.09.09

ひなたの、カリカリのおちゃわんわっちゃった……。うちきたときからずっとつかってたのに。ごめん。

[Twitter / リエ](http://twitter.com/Amei/status/2015210432)

ひーたんのあたらしいお皿お皿を割っちゃったのだ。そしてこの写真は、新しいお皿たち。

うちの猫ひーたんは特別にこだわり屋だ。
生後2ヶ月でうちにきたのだけど、
その前は保護主さんのところで暮らしていた。
彼女は生後間もない雨の降る日にポストの根元に姉妹らとビニール袋にぎゅうぎゅうづめにつめられて捨てられていた。
保護主さんのところでしばらく過ごし、
2ヶ月の子猫でうちにきた。

わたしは猫を飼うのが初めてだったので色々と緊張していたのだが、「心配無用」と笑いながら保護主さんはこう言った。

「洗って乾かそうとたてかけているトイレにわざわざ用をたすんです。
他の子達はまだどこがトイレかいまいち覚えきれていないのに。
一度使えばきっと何でもすぐに覚えます。」

保護主さんの言う通り、
彼女は「自分のトイレ!自分のタオルケット!自分のお皿!自分の爪研ぎ!」ときっちり使ってゆく。
ふとしたことで「ムラっ!」ときても、「たたたたたたたたたたっ!」と爪研ぎまで走って行って爪を研ぐ。
気に入ったおもちゃはさんざ遊んだ後には必ず自分のエサ入れに持って行く。
新しく家に来たもの(わたしが買って来たものなど)は必ず臭いを嗅いでチェックする。

そんなひーたんなので、
皿が割れたのはかなりショックだったようだ。
すぐに真新しいお皿を出してカリカリを入れてあげたのだが、食べない。
なんと3日経っても食べない。

エサはたっぷりいれてあるのに、
わたしをエサ場まで誘導して「にゃーあああん」となく。
「どうせいっちゅうのん、エサはいっとるが」なんていう飼い主の言葉を解するはずもない彼女。

週末は私は泊まりで出かけていた。
「私がいなければ意外に不安になって食べるんじゃないだろうか」という希望的観測を裏切り、外泊から戻った私をがっくりさせた。
ちょこちょこは食べているのだろうが、エサはほとんど減っていなかったのだ。
(しかしわたしはこういうときに缶詰だして猫に迎合するようなこともしない。)

ひーたんだって腹は減るよ
食べるきっかけが欲しかっただけじゃない?:-)

そういったのはどこかひーたんとソウルがつながっている私の幼なじみ。

徹底抗戦するにしても、
とりあえず出した皿なのでスペースにあっていない。
別の皿を早々に与えてそれを新しいひーたん皿に決めなくてはと思っていた。

そしてわたしは、
「なんか使ってない、もしくは使い古した皿をクレ!」
と幼なじみ宅で図々しくも言い放ち、写真の皿をゲットしたのだ。
思いがけず素敵な皿がでてきてたじろいだので、
彼女の隠し貯金箱(隠していないか。わたしが知ってるぐらいだから)に100円玉入れといた(ケチw)

いや、言い訳をすると、
私の家にはひーにあげられる使い古しの皿が無く(だから新品を出した)
ひーがエサを食べたがらないのは新しい皿臭(そんなもんあるのか?)への拒否反応ではないかとおもったのだ。
だから使い古しを貰ったというわけで。

幼なじみの家から戻り、
さっそくあたらしい皿にエサを盛り、
さあ!たべるのだ!とまずは手でカリカリをすくってみせ、
手から食べさせる。

「このカリカリと、皿のカリカリは同じなのだ!」

と印象づけて皿から食べさせる。

「カリッ……カリッカリッ……カリッカリッ……」

うむ。それでいいのだ。ひーたんよ。
幼なじみのふらんそあ、君のおかげで平和は保たれた。

このお皿は割らないように気をつけます。はい。

週末、合宿で皿を割った顛末、
そして親愛なる幼なじみの話をきいてくれた劇団のみなさま、
合宿後、こんな風に二つのストーリーの主人公がつながりました。
なんか不思議な気持ちです!

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