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相棒は猫である

[相棒猫] 生い立ち

12.06.08

when she was a little kitty...5彼女の本当の生い立ちを、私は知ることが出来ない。
彼女に起こった、私の知りうる一番古い出来事は、姉妹共々スーパーのビニール袋にぎゅうぎゅう詰めにされ捨てられていたことである。

動物病院に勤める保護主さんが見つけたのでなければ、恐らくそのまま死んでいただろう。

ミルクから卒業し、トイレを覚えるまで、保護主さんが育ててくれた。姉妹のうち確か3匹は黒猫で、もう一匹が白黒。彼女だけ「毛色」がちがった。身体の大きさから、彼女が長女ということになっていたが、真実は彼女の母親しかしらない。どこで産まれたんだろう。どんなお母さんだったんだろう。こんな風にして、私は時折想像にふける。

保護主さんは「この子が一番強くて、すばしっこいんですよ」と言っていた。その割に、今の彼女は臆病で、おっちょこちょいで、遊んでいてもすぐに捕まってしまう。私が育てたから、こうなってしまったんだろう。

知らぬ間に捨てられ、知らぬ間に命拾いをし、知らぬ間に姉妹らと引き離され、私と一緒に住むことになった猫。
小さな命が命を産んで、捨てた命も捨てられた命もちっぽけだ。身体だけは彼女の何倍も大きく、魂は逆に吹き飛ぶほど小さい私と、彼女はいつまで一緒にいてくれるんだろう。

(2006/09/03 わたしの日記より。 いい具合にふてぶてしく育ちました)

[相棒猫] 命の恩猫

12.05.08

Marbles
何度でも言う。

私の猫は、私の命の恩人だ。

とある「流行病」にかかり、夢も希望も失っていた生きる屍と化していた私の、唯一の光が、猫だった。

言いすぎだろうか?
うん……多少言いすぎである。

しかし、「猫…猫……猫をかいたい」とうわごとのように繰り返していた暮らしは事実であり、その後ともかく、私は愛猫と出会うと同時に、病を緩解へと向かわせることが出来た。

ともに暮らしはじめてから、私の人生に光が差せばともに日なたぼっこをしてくれた愛猫。
そして再び憂鬱な薄曇りの日々に入れば、うなだれる私を背後からじっと見ていてくれたのは言いすぎでもなんでもなく、まぎれもない事実である。
まだ、たったの3年半ではあるのだが。

彼女は今日もまっすぐな目で私を見上げる。
はやく、はやく飯を食わせろと。
彼女は、私と一生一緒にいるんだ。そう思うと、今でも少しだけ涙ぐんでしまう。
例え背後から猫パンチをくらおうとも。

(2006/09/03 じぶんの日記から。彼女ももうじき6歳になる。)


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